ワコム・クリエイティブ・セミナーに行って来ました。

会場はこんな感じ

9月22日(土)秋分の日にワコムさんのセミナーに参加してきました。
http://www.recre8.jp/wcs120922/

会場までは京王線を利用して行ったのですが・・・。
調布駅周辺が8月19日に地下化されてから初めての乗車なので、一番先頭に乗り込んだのですが、次の駅で狭い運転室に別の運転手らしき職員が二人も乗り込んできて、前方の視界は今ひとつでした。
さらに調布駅で「準特急」が待ち合わせに入って来ると思っていたのに、乗ってきた「快速」が一番早く新宿に到着するとのアナウンス。
「快速」とは言うものの、8割方以上も留まってしまうので20分以上遅くなっちゃいました。
そんな訳で会場の席はうしろ寄りの方で、前の席の人の頭が邪魔で今ひとつ良く見えませんでした。

ワコムさんのスタッフさんには、次回は大学などに頼んで後ろに行くに従って高くなる傾斜の付いた「スロープ教室」で開催してみてはと、頼んでおきました。
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体験コーナー

会場では毎回ですが、この様に実機を操作して試してみる事が出来ます。
intuos5だけでなく、Cintiqシリーズも「タッチ入力」対応になり、デモ機が設置されていました。
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講師の御園生 大地先生

御園生 大地」と書いて「ミソノオ タイチ」と読みます。
休憩時間にもこんな風に熱心な参加者からの質問に答えられていました。
それにしてもめずらしい苗字ですね。
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レタッチの実演画面

前方にはMacのスクリーン出力画面の他、手元操作のモニター画面も用意されていました。

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最後の上級編では、画像上の不要なものを消す際に状況に合わせていくつかの方法を挙げて、どの方法が適切か?その理由をシッカリ解説するなど実践的な話しが聞けました。
また、「レイヤースタイル」設定ウィンドウの下段にある「ブレンド条件」の作例を使った解説は、貴重な内容でした。
この機能の作例を使った解説は、自分の知る限り「Photoshop WOW!ブック日本語版」しか見たことが無いですね。

次回、また機会がありましたら、参加してみたいですね。
是非とも「スロープ教室」での開催を希望しておきます。
ワコムさんもご苦労様ですが、宜しくお願い致します。
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# by BAJA250B | 2012-10-01 23:54 | ワコムセミナー

「新名所江戸にゃん景」写真展に行ってきました。

新名所江戸にゃん景

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当初は写真のレタッチ、前回は趣を変えてイラレに依るアイコン画像の制作、そして今回もまた趣を変えて写真展の様子をお伝えいたします。

写真展
新名所江戸にゃん景
2012年5月28日(月)~6月3日(日)
文京シビックセンター1F アンテナスポット

スカイツリーの開業にちなんで「猫とスカイツリー」をテーマにした写真展が開かれ、友人でこの写真展に出品している猫山細道氏に連れられ「さくら」として一般の見学客に紛れて取材してきました。

猫山細道氏の作品

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こちらが猫山細道氏の作品。
都会で暮らす猫と言うと「狭い路地裏」と言うイメージですが、再開発により空が広々と開けた広場や遊歩道にも出没するんですね。
開けて見通せるその向こうのスカイツリーや高層ビルを背景に従えて、悠然と闊歩するその姿に都会で暮らす猫の強かさや孤高さを感じてしまいます。
こうした構図を観て思い浮かぶのが、葛飾北斎の「富嶽三十六景」なのですが・・・。
高層ビルが建ち並ぶ都会からは富士山は見えませんが、スカイツリーなら下町辺りの背景に入れられる場所が結構あるんじゃないでしょうか?
写真展を主催された「高橋工房」さんは、江戸時代の風景画などを印刷されているので、この写真展のタイトルも「歌川広重」の「名所江戸百景」をモジッたのだなと納得しました。

ところで上列の右から二番目の作品が、当方がレタッチに関わりワコムさんに提出した作品です。
その辺りの詳細は前々回ブログ「猫とスカイツリー ワコムさんユーザーレビュー提出作品」をご覧下さい。

お土産コーナー

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こちらがお土産のいわゆる「物販品」です。
猫をメインにした絵葉書や写真集や各種の小物など・・・。
プロなのだから作品を買ってもらって稼がないとね。
画面右上でカメラを構えているのが、「猫山細道」氏です。


「おやかたさま」です。

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作品の前で一枚「パチリッ!」
自分もほんの一部ですが関わった写真展だったので、他にどんな作品が出品されているのか?興味を持って観て来ました。
「スカイツリー」と言う事で地元に住んでいるカメラマンの作品には、唸ってしまいますね。
いい撮影ポイントで撮ってますし、時間帯や天候も地元ならではの好条件をシッカリ押さえてますね。
スカイツリーがまだ完成するかなり前からいろいろ撮り溜めて、それらの中から選りすぐりの作品を選んでくるわけですからね。
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# by BAJA250B | 2012-06-28 16:13 | 写真展

ワコムさん提出 おやかたさまアイコン

イラレで赤い兜を制作

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今までの画像処理はPhptoshopばかりでしたが、今回は趣を変えてIllustratorに依るアイコンの制作です。

ことの始まりは、ワコムさんの新製品intuos5のプレゼントの当選でした。
ワコムさんから当選の暁には、レビューを提出すると言う条件の付いたプレゼント企画でした。
高い倍率を勝ち抜き見事当選したのですが、レビュー記事の提出だけでは済みませんでした・・・。
自分にニックネームをつける、アンケートへの回答、intuos5を使った作品の提出、自分のWebページがあれば公開の承諾、そして100×100pixel程度のアイコンの提出。
ほとんどユーザー紹介の様な状況ですが、数万円もする商品をプレゼントして頂けるのですからと頑張った次第です。

ワコムさんに提出する自分のニックネームは例によって「おやかたさま」。
漢字で書くと「御屋形様」。
黒澤映画の「影武者」辺りで使われ始めたと記憶していますが、最近のNHK大河ドラマではお馴染みの有力な戦国大名への尊称ですね。
それに相応しいアイコンと言う事で、赤系の兜のイラストで行こうと直ぐに決めました。
兜というと「黒」が相場ですが、100×100pixelの小さなアイコンで黒や暗いグレーで表現するのはかなり難しく、今ひとつデザイン的に見栄えがしない感じがするのですね。
赤い兜と言えば、「ひこにゃん」やテレビゲームで人気の「真田幸村」があるので、その辺りを意識して行こうと。

手書きのラフスケッチ


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取り敢えず方眼紙の上にこんな感じで手書きのラフスケッチを描いてみました。
ネットで検索してあれこれデザインを調べてみたのですけど、小さなアイコンと言うことを考えるとあまり凝ったデザインにしても如何な物かと思い出来るだけシンプルでオーソドックスな形に決めました。
シンプルであることの他に一応「見栄え」も優先しました。
そのため時代考証的なことは、敢えて無視していますが詳しくは後ほど説明します。


ペンツールなどで下絵をトレース

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下絵のラフスケッチはスキャナーで取り込んでイラレで開き、ペンツールなどでトレースをしていきます。
オートトレースの機能とかも試しましたが今ひとつ上手く行かず、返って修正が大変なのでこの程度の下絵であれば手作業のトレースのほうが早いようです。
塗りを赤系、線を黒にしてトレースしていきます。
また、左右対称のオブジェクトは、複製してからリフレクトツールを使って水平方向に反転して、もう片方を作成していきます。
まずは兜の帽体である「兜鉢(かぶとばち)」と左右に張り出して後方に反り返っている「吹き返し」をトレースしています。
「吹き返し」は弓矢から顔を守るための部位で、平安時代から鎌倉時代の「大鎧」の特徴でもあります。
それに対して「御屋形様」と言うのは、室町将軍から特に功績のある大名に許された「屋形号」なので、時代考証を無視しています。
この辺りも「見栄え」重視のためです。


グラデーションも付けて行く

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ペンツールでトレースしながら、グラデーションも付けて行きます。

光源も意識

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グラデーションは正面から光が当たっている様に修正してみました。

兜のディテール

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「兜鉢(かぶとばち)」に少しだけ、ディテールを黒い線でトレースしていきます
この辺りのバランスを考えていたので、兜は赤系の塗りだけではなく、外形線も黒で入れてあります。

下絵と比較しながら

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表示アイコンをクリックして、下絵を表示したり非表示にしたりしながら、トレースを続けていきます。
首の後ろ側を守っている「錣(しころ)」の部分は、影になるように暗めの色調にしておきます。

面を作成

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顔の形をしたグレーのオブジェクトは、顔ではなく防御用の「面具(めんぐ)」です。
庇の下側が影になる様にグラデーションを付けてみました。
この「面具(めんぐ)」と言うのは、鉄砲が出現した戦国時代に弾除けとして使われ始めたものなので、大きな「吹き返し」がある兜とは時代がバラバラです。

面具のディテール

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面具には鼻や口のディテールがあるので、下絵を参照にして描きます。

口ひげの作成ー1

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面具の最後のディテールは口ひげです。
シンボルパレットのライブラリーの「髪と毛皮」から拾ってきたシンボルをコピーして、少し放した位置に配置し、それら二つを選択します。
その状態でオブジェクト>ブレンド>ブレンドオプションで設定ウィンドウを出します。
ステップ数を12ぐらいに設定します。

口ひげの作成ー2

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次にオブジェクト>ブレンド>作成を選択します。


口ひげの作成ー3

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するとこんな風に髭みたいのが、出来上がります。
複製してリフレクトツールを使って水平方向に反転して、もう片方を作成していきます。

背景の作成

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イラレでの最後の作業は、背景を作成します。
兜が引き立って、立体感が出る様に黄色から黒へ同心円状のグラデーションを掛けてみました。

フォトショでの作業

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ここからはフォトショでの作業です。
100×100Pixelの新規書類を作成しておきます。


イラレ書類の配置

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フォトショでファイル>配置でイラレ書類を配置します。
あとはバウンディングボックスをドラッグして、サイズを合わせ完成です。
JPEG形式のファイルとして保存し、ワコムさんに提出しました。
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# by BAJA250B | 2012-06-27 21:51 | Illustrator

猫とスカイツリー ワコムさんユーザーレビュー提出作品

猫とスカイツリー



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2012年2月に友人の猫山細道氏が開設してくれたこのブログ。
暫く放置状態が続いておりましたが、ようやくネタが揃って来たので、そろそろ再開しました。
今までは猫山氏が課題を出してきて、それに当方が答える形でレタッチの方法などを解説していましたが、今後は一人でネタを探してくる予定です。

今回は猫山氏が、今年の5月28日から6月3日に開催された写真展「新名所江戸にゃん景」に出品した作品の内の一枚から。
写真撮影、猫山細道氏。
撮影協力、猫まるカフェEast店さん。

この写真は当初「猫山細道の猫カフェ写真館」に掲載していたのですが、今回の写真展の主催者の目に留まり引き伸ばしプリントして出品することになりました。
そして猫山氏側の事情により、当方へ作品へのレタッチ依頼が舞い込み、その製作過程を今回のネタとして取り上げて見ました。
また、ワコムさんから依頼の新製品intuos5のユーザーレビューの一環として、作品提供も依頼され提出した作品でもあります。

一見して「窓際の被写体」と言うことで逆光扱いですが、背景のスカイツリーも一緒に入れておきたいと言う欲張った構成です。
さらに猫達がガラス窓に前足をタッチしたり、体毛の油分が付着したりしている様で、この汚れは引き伸ばしてプリントするのであれば、レタッチしておきたい状況です。

猫の選択範囲の作成



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窓際の被写体の場合通常ですと、外の景色はハイライトな感じで飛ばしてしまっても構わないのですが、今回は背景の一部のスカイツリーも主だった被写体だったりします。
こうした場合、画面内を幾つかの選択範囲に分けて、そろぞれをレイヤーマスクとして個別に色調補正を行っていくことになります。

この辺りを全て解説するとかなり大変な作業量になってしまうので、要点のみを掻い摘んで解説してまいります。
それでもって、まずは猫の体を選択します。
選択範囲の作成方法は人によっていろいろありますが、当方は「マグネット選択ツール」で取り敢えずアバウトな感じで作成していくのが好みです。

クイックマスクモード



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「マグネット選択ツール」による大凡の選択範囲が出来たら、「ツールパネル」最下部の「クイックマスクモード」ボタンを押してピンク色の「異次元の世界」に入って行きます。
「この世界」では「ブラシツール」に持ち替えて、ピンク色の部分を編集していきます。
「ブラシツール」とくれば、いよいよ「ペンタブレット」の出番です。
「ブラシツール」で塗っていく前に「描画色」を黒に設定しておきます。
黒で塗っていくとピンク色の部分が増えて行き、選択範囲外が広がります。
はみ出した場合は「描画色」を白に設定して塗って行きますとピンク色が減って行き、選択範囲が広がります。
また、ブラシのサイズやボケ具合、拡大/縮小などやり易いように適宜調整しながら進めていきます。

調整レイヤーの作成



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一通り編集を終えたら、再度「クイックマスクモード」ボタンを押して選択範囲を実体化し「異次元の世界」から戻ります。
そうしたら次に「レイヤー」パレットの最下部の「塗りつぶしまたは調整レイヤーの新規作成」ボタンを押し、「トーンカーブ」を選択します。

レイヤーマスク



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こうすると調整レイヤー右側のレイヤーマスクアイコンは、先程作成した猫の選択範囲が白く、範囲外が黒く表示されます。
これはどう言うことかと言うと黒い部分はマスクされて、まだトーンカーブを調整していませんが、トーンカーブによる補正が適用されず、白い部分のみに補正が適用されることになります。
レイヤーマスクによって、調整が不要な部分がマスクされている訳ですね。

選択範囲をチャンネルとして保存



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次に「チャンネル」パレットに切り替えてみます。
「レイヤーマスク」と同様な選択範囲のチャンネルが作成されています。
しかし、そのままでは「レイヤー」パレットで他のレイヤーを選択してしまうと消えてしまうので、「チャンネル」パレット最下部の「選択範囲をチャンネルとして保存」を押して保存しておきます。

アルファチャンネル



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「チャンネル」パレットは通常は色情報を保存しますが、この様に選択範囲を保存しておくことが出来、これを「アルファチャンネル」と言います。
「アルファチャンネル」として保存した選択範囲は、後で読み込んで再利用します。

「建物の内部」の選択範囲を作成



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猫の選択範囲をトーンカーブによる調整を行った後、「建物の内部」の選択範囲を作成し「レイヤーマスク」の付いた調整レイヤーを作成していきます。
この場合、既にアルファチャンネルに保存済みの「猫の選択範囲」と境界を接する選択範囲を作成するに際し、猫の選択範囲側に対して若干はみ出す様に選択範囲を作成しておきます。

選択範囲を読み込む



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続いて選択範囲>選択範囲を読み込むを実行して、先ほど保存したアルファチャンネルから猫の選択範囲を読み込みます。
その際、選択範囲のオプションから「現在の選択範囲から一部削除」にチェックを付けておきます。

選択範囲の再利用



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するとこんな感じで、境界を接する範囲はアルファチャンネル側で作成した境界線で綺麗に整形されます。
先程の保存した選択範囲の再利用は、この様に行います。
この作品では全ての範囲を何れかの選択範囲にして、そろぞれ色調補正を行っていますので、後から作成する選択範囲ほど境界線をこの様に整形していきますので楽が出来るケースが多くなります。

背景レイヤーを複製



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次にこの画像で気になっているガラス面の汚れの除去を行いますが、その前に背景レイヤーを複製し、「建物の内部」の色調補正をトーンカーブで行っておきます。
汚れの除去を先にやってしまってから、トーンカーブを明るめに動かすとまた、汚れが復活してしまうので、先にトーンカーブで色調補正を行っておきます。

ガラス面の汚れを除去



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「パッチツール」「コピースタンプツール」などでガラス面の汚れを除去して行きます。
適切なサイズに拡大して、コピー元とコピー先の良く似た部分を選んで作業していきます。
それが済んだら次の選択範囲を作成し、さらに作業を続けて行きます。

「猫の髭」のレイヤー



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「猫の髭」のレイヤーはこのままだと明るすぎて背景から白っぽく浮いてしまうので、明るさを落として自然に見えるように補正するために作成しています。

これで完成



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これで完成になります。
元々カメラのダイナミックレンジをはみ出している画像なので、それを補正するために細かく選択範囲を設定して個別に補正すると言う大変な作業になってしまいました。
JPEGではなく、RAWで撮影していてくれたのならもう少し楽だったかも知れませんが・・・。
スカイツリーが見える猫カフェの室内の窓際で猫が欠伸をした瞬間を捉えると言う、ほとんどシャッターチャンスと構図が全ての写真を何とか引き伸ばしてプリントに耐えうるように仕上げると言う難しい課題でありました。
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# by BAJA250B | 2012-06-21 17:54 | レイヤーマスク

色抽出フルター調

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(お題) 火事場のオレンジのトタンを残してモノクロにしてみて下さい。


色域指定でマスクするだけ!



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レイヤーパレットの中身



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どの色を残すかはお任せ!

やっぱ赤系だろうな!



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選択メニュー>色域指定



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選択範囲反転



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調整レイヤー_白黒



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これで完成



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# by BAJA250B | 2012-02-07 17:41